食べ物で、もったいないものがあります。
ムイテ、
むいて、
剥いて。

ポイ!
ゴミ箱へポイ。

皮をむいて食べる物も沢山ありますが、もったいない物も沢山あります。
この間、初めてキウイフルーツを皮ごと食べてみました。
なかなか、結構いけるもんですよ。
まずくはなかったです。

普段、皮を剥いて食べている舌触りに、ちょっとゴワとした感覚があるくらいで、違和感なく食べれます。
ほんのちょっとですが、甘みが増したような感じもしました。
ただ、キウイフルーツはヒゲのようなモゾモゾがありますので、これをきれいに取り除かないと食べにくいです。
私は、アルミ箔を丸めて、水を流しながらゴシゴシとこすると、きれいに取れました。(キウイフルーツが柔らかいと、皮ごとむけてしまいます。)
水が冷たい時は、湯沸かし器のお湯になりますけどね。

後は、皮を剥いて食べていた時とおなじ要領で、両端を切り落として、輪切りにして食べました。
なぜ、皮かといいますと、皮にも栄養が豊富にあります。

そして、むいて、むいて、ポイのなかで、これほど、もったいなものはないと思える食べ物があります。

むいて、むいて、ポイの食べ物のなかで、もったいない食べ物。
それは、果物のバナナです。
いままで、捨てていたのが、もったいないくらいです。

バナナの皮には、体重を減らす栄養素が含まれているそうです。
ダイエット中の方は、嬉しいかも?
食べて体重が減るのは嬉しいですね。
そして、腸を動かす働きもあるそうです。

で、ちょっと調べてみました。

マグネシウム、
カリウム、
マンガン、
繊維、
タンパク質。

免疫力を高めるビタミンB6、
脳と神経系にいいビタミンB12、
歯や骨の維持に役立つビタミンA。

ポリフェノールやカロチノイドなどの栄養素や、健康やダイエット、美容にいい栄養素が含まれています。

バナナの皮には、まだまだ、もりだくさんの用途があります。

・バナナの皮で歯をみがくと、歯が白くなる。
いゃー、ピッカピカ!
バナナの皮の内側で歯磨きをするようにこすりつけ、10分間おいて、うがいをします。
その後、通常の歯磨きをします。

・バナナの皮で、汚染されて水の浄水。
汚染された水から重金属を排泄する効果があります。

・バナナの皮をニキビにあてて、ニキビ対策。
バナナの皮をある程度の大きさに切り、ニキビにあてて、2分程度そのままにしておきます。
ニキビが沈静化されるそうです。

そして、顔の保湿とシワ改善にも利用できます。
顔の保湿とシワ改善のマッサージのやり方を載せておきます。
①何個か、手で持ちやすい大きさに、切ったものを用意しておきます。

②洗顔をした後、バナナの皮の内側で、顔の内から外に向かって円を描くようにマッサージをします。滑りが悪くなったら、新しいものと取り替えます。
目の周辺は、外から内にそっとマッサージします。

③マッサージ後、10分程度おいてから、水かぬるま湯で洗い流します。

私もやってみました。
保湿はすぐ実感できますが、シワは続けないと改善はみられないようです。
そりゃ、そうだ。
2〜3回で改善できたら、みんなツルツルの肌になってますね。
これ、結構、バナナのエキスを塗りたくった後、乾燥すると、これが、まぁー、パリッパリになります。
顔がパリパリです。
笑うと、ひび割れるようなイメージで、バリバリになります。
なんか、フランスのパリとバリ島が同時にきたみたいです。
結局、どっちにするのと言われたら、女性なら、
パリッコになったみたい。って意味がわからなーい???

・バナナの皮で、かゆみ止めや痛み止め。
バナナの皮の内側で、かゆいところを優しくこすると、かゆみが和らぎます。
また、すり傷などにバナナの皮をあてておくと、痛み止めの効果もあるそうです。
痛いの痛いの飛んでけーって、もしかしたらバナナの皮の話かな。なんて?

・バナナの皮で、トゲが抜きやすくなる。
トゲが酵素の力で、表面に出てきます。
トゲが刺さった場所に、ある程度の大きさに切ったバナナの皮をあて、テープまたは絆創膏でとめます。10分から15分、放置したのち、トゲをぬきます。

・バナナの皮で、革靴や革製品がピカピカ。
靴やバッグなど、革製品のつや出しに効果があります。
バナナの皮の内側でよく磨いた後、乾いた布などで拭きとれば、ピカピカになります。

・バナナの皮を土に混ぜると、植物の肥料になる。
バナナの皮は、植物に必要なカリウムとリンを多く含んでいるので、土に混ぜると最適な肥料になります。

・バナナの皮で、カサカサの手がしっとり保湿効果。
乾燥してカサカサの手に、バナナの皮の内側をこすりつけると、手がツルツルになります。

・バナナの皮で、お肉が柔らかくなる。
バナナの皮に含まれているフィシンが、タンパク質を分解するそうです。
私は肉は食べないですが、肉を焼くときに、ある程度の大きさの、バナナの皮をいっしょに入れて焼くと、柔らかくジューシーになるそうです。
あなたのポッコリお腹のお肉も、柔らかくなったらいいですね。
リンパに流し込んで、とっとと出て行けーなんてね。

このバナナの皮を食べる際に、気になるのは農薬の問題ではないでしょうか?
きれいにに洗っても、農薬がとれているかどうかは、疑問です。
無農薬なオーガニックバナナなら問題はないのでしょうけど、一般的なバナナの皮には農薬の危険性があります。

で、私の食べているバナナも一般的なバナナです。
ですので、皮そのものを食べる訳にはいきません。
どうして食べているかといいますと、バナナの皮の裏(内側)を食べています
これなら、なんとか安心して食べれます。

食べると言うよりも、裏の繊維質をけずって食べています。
バナナの皮の内側の繊維質をスプーンの端で削ぎ取って、バナナの実にペロっとのせて、パクッと食べています。
ペロッとのせて、パクパクです。

イチゴジャムをのせるような感じです。
その、のせた部分をパクっと食べ、また皮をむき、
スプーンの端で繊維質を削ぎ取り、バナナの実にのせます。

これを、根元まで繰り返します。

昼間、読む人と、夜読む人のイメージが違うのかな、変な想像しちゃダメダメ。
あまり、いっきに、むかない方がいいですね。
スプーンで削ぎ取りにくいです。